私達の身の回りには、無数のWebデザイン・DTPデザインが溢れています。実はそのデザインが、あまり見やすい・馴染みのあるものではないために、ユーザーに不必要な労力を強いてしまうこともあります。新しいものを生み出せるのが、この仕事の醍醐味でもありますが、なぜそのような結果を招いてしまうのでしょう。
Webサイトや紙面など、実際に手に取ってみるのは、皆さんだけでなく、不特定多数のユーザーに向けたものになります。ある程度の理論を知らないと、制作者は独りよがりなものを作ってしまいがちです。自分自身がわかるのは、自分が設計し、制作したものであるからに他なりません。

例えば、初めて訪れたWebサイトを見るとき、人は
■サイト設計 ■操作方法 ■デザイン ■レイアウト ■アイコン ■コピー ■アンカーテキスト ■説明文
などを頼りに、ウェブサイトの中を閲覧していきます。
そのサイトの閲覧に慣れないうちは、なかなか勝手が理解できなかったりします。
Webサイトごとのクセを、なるべく感じさせない。それがデザイナーによるユーザー目線の配慮となるのです。
ユーザーが使いやすいデザインこそが、効果をあげられるデザインであることを、十分に理解しなければいけません。そして、そのための基本ルールやノウハウを学び、実際の創作物に実装できることが必要です。
全てのデザインには「目的」があり、その目的を達成するために、チラシやポスターなどを作成しますが、「目的」の内容を細かく具体化していくと、デザインの方向性やターゲットが絞られてきます。レイアウトに必要な素材も決まってくるので、できるだけ細かく項目を挙げて確認作業を行うことになります。
「デザインの目的」→「ターゲット」→「デザインの方向性(テイスト)」、この3つが明確になると、媒体のコンセプトが決定したといえるでしょう。作品創りに関わる全ての人は(クライアント、ライター、カメラマン、デザイナー、イラストレーターなど)、コンセプトを認識して、同じ方向に向かって作業していきます。理論・概論を通して、持つべきルールをしっかりと理解した上で、コンセプトの質を上げていき、関わる人が同じ認識で作業することによって、より良い作品創りに繋がっていくのです。
こうした基本的な理論を中心に、ルールとして押さえておくべき点を、しっかり学習していきます。


















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