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Windows

NICチーミング

マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。

「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。

 

今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の『NICチーミング』についてご紹介します。

 

NICチーミングの構成

「NICチーミング」とは、複数のネットワークアダプターをグループ化し、仮想的に単一のネットワークアダプターとして使用する技術です。

NICチーミングを構成することにより、複数のネットワークアダプターを同時に使用することができるようなるため、使用するネットワーク帯域の向上や、耐障害性の向上が図れます。

Windows Server 2012 / R2では、OSレベルでNICチーミングの機能が実装されているため、複数のベンダーや異なるドライバーを使用するネットワークアダプターであったとしても、チーミングを構成することが可能となっています。

 

図1 NICチーミング構成イメージ

 

また、Windows Server 2012 / R2の標準NICチーミングは、Hyper-V仮想化環境に冗長化されたネットワークを提供することもできます。

 

図2 仮想環境の冗長化イメージ

 

NICチーミングの構成要件

Windows Server 2012 / R2の標準NICチーミングの構成には、以下の要件があります。

  • 最大32個のネットワークアダプターで、NICチームを構成可能
  • リンク速度の異なるネットワークアダプターを組み合わせて、チームを作成することはできない
  • 他のベンダーから提供されているNICチーミング機能と、併用することはできない
  • チームを構成できるネットワークアダプターは、有線イーサネットNICのみで、無線LANアダプターはサポートされていない

 

NICチーミングの設定項目

Windows Server 2012 / R2の標準NICチーミング機能には、複数の設定項目があります。

効果的な負荷分散を行うためには、ネットワークや構成環境に応じて適切な設定を行う必要があります。

 

  • 負荷分散モード

負荷分散モードは、負荷分散アルゴリズムを選択するための項目で、主に送信方向の負荷分散に関係します。

負荷分散モードには、さらに以下の5つの細分設定があります。

 

図3 負荷分散モードの細分設定

 

  • チーミングモード

チーミングモードは、外部(物理)スイッチとの依存関係についての設定項目で、主に受信方向の負荷分散に関係します。

チーミングモードには、以下の3つの設定値があります。

 

図4 チーミングモードの設定値

 

・スイッチに依存しない

NICと接続する外部(物理)スイッチ側で特別な設定が不要なモードで、デフォルトとして設定されています。

このモードを選択した場合の負荷分散は、負荷分散モードの設定によって変わります。

また、このモードでのみ「スタンバイアダプター構成」がサポートされています。

図5 スイッチに依存しない場合の負荷分散

 

・静的チーミング

NICと接続する外部(物理)スイッチ側で静的リンクアグリゲーションを設定することにより、受信方向のネットワークを負荷分散により帯域拡張するモードです。

スループットは、外部スイッチの負荷分散に関する仕様に準じます。

 

・LACP

NICと接続する外部(物理)スイッチ側でLACP(動的リンクアグリゲーション)を設定することにより、受信方向のネットワークを負荷分散により帯域拡張するモードです。

受信方向のスループットは、外部スイッチの負荷分散に関する仕様に準じます。

 

・スタンバイアダプター

この設定では、チーミングを構成する物理NICの中から任意の1つのNICを、「スタンバイ」に設定することができます。 「アクティブ」なNICに障害が発生した場合に、スタンバイNICがアクティブに変わり、通信を継続できます。

 

NICチーミングの設定

NICチーミング機能の設定は以下のように行います。

「サーバーマネージャー」の「ローカルサーバー」の「プロパティ」領域で「NICチーミング」の「無効」リンクをクリックします。

 

図6 NICチーミングの設定1

 

「NICチーミング」ダイアログボックスが表示されたら、右下の「アダプターとインタフェース」欄で、チーミングを構成したいネットワークアダプター「イーサネット」および「イーサネット2」を選択します。

その後、「タスク」メニューから「新しいチームに追加」を選択します。

 

図7 NICチーミングの設定2

 

「チームの新規作成」画面で「チーム名」にチーム名を入力し、画面下の「追加のプロパティ」をクリックします。

 

図8 NICチーミングの設定3

 

「NICチーミング」ダイアログボックスの「追加のプロパティ」が表示されたら、「チーミングモード」、「負荷分散モード」、「スタンバイアダプター」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

 

図9 NICチーミングの設定4

 

チームの作成処理が行われます。

「NICチーミング」ダイアログボックスに戻ったら、作成した「Team1」の状態が「オンライン」となっていて、「イーサネット」アダプターの状態が「アクティブ」、「イーサネット2」アダプターの状態が「スタンバイ」であることを確認します。確認したら、「NICチーミング」ウィンドウは閉じます。

 

図10 NICチーミングの設定5

 

「サーバーマネージャー」の「プロパティ」欄で、作成したチーム名の右にある「IPv4アドレス(DHCPにより割り当て)、IPv6(有効)」をクリックして「ネットワーク接続」ウィンドウを開きます。

 

図11 NICチーミングの設定6

 

「ネットワーク接続」ウィンドウ内の「チーム名」のアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ダイアログボックス内のリストから、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックし適切なIPアドレスを設定します。

これで設定完了です。

ぜひ、実際に試してみて下さい。

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カテゴリー: Windows ネットワーク 資格

PrintScreenとSnippingToolで画面キャプチャ

ブログなどを作成する際に、よく画面キャプチャが必要になります。
また、実務でも手順書や報告書などビジネス文書作成のシーンでも、画面キャプチャは必要になることが多いものです。

一般的には「Print Screen」…でも使いにくい。

一般的に知られている「PrintScreen(画面全体)」や「Alt+PrintScreen(アクティブエリア)」などの方法ですと、右クリックメニューはキャプチャを撮る際に消えてしまいます…。

Windows標準機能「Snipping Tool」

そこで今回ご紹介するのは、「Snipping Tool」という便利なツールです!

2016OA_01

結構知らない方も多いのではないかと思います。
ちなみに、Snipping ToolのSnipとは、「(ハサミなどで)ちょん切る」という意味です。
起動方法はお使いのOSにより多少違いはありますが、
基本的にはスタートメニューから検索をかけて頂くか、よく使われるかもという方は、起動用のショートカットを作成することをお勧めします。

「Snipping Tool」の使い方

Snipping Toolでキャプチャを取るには、「新規作成」ボタンをクリックします。
すると、以下のように画面全体に霧がかかったような状態の「切り取りモード」になります。

2016OA_02

この状態で、切り取りを行いたい部分をドラッグ&ドロップで選択します。

2016OA_03

実際に切り取った画像がこちらです。

2016OA_04

右クリックメニューなどをキャプチャしたいとき

さて、問題の右クリックメニューなどをキャプチャしたいときの操作手順ですが、まずはSnipping Toolを起動して、「新規作成」ボタンを押します。ここまでは先程と同じです。

2016OA_05

ここで一旦「Esc(エスケープ)」ボタンを押します。
すると、キャンセルボタンが無効状態になったまま一旦霧が晴れたような状態になります。
ここで、対象を右クリックして「右クリックメニュー」を表示させます。
うっすらと右クリックメニューが表示されていますね
この状態で「Ctrl+PrintScreen」キーを押します。

2016OA_06

そうすると、切り取りモード状態になるので、切り取りたい箇所をドラッグ&ドロップで選択します。
右クリックメニューを表示させたまま、キャプチャを撮ることができました。

     2016OA_07

みなさんも、部分的に切り抜いた画面をキャプチャしたいときや、右クリックメニューをキャプチャしたいときは「Snipping Tool」を活用してみてください!

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カテゴリー: Office Windows デザイン パソコン全般 ビジネス文書 プレゼンテーション

【Excel】縦横の合計をワンクリックで求める

ビジネスで欠かせなくなったExcelスキル。
日々あらゆるデータを作成する中で、効率的にすばやく処理ができれば、
業務効率も上がり、「脱!残業」につながりますよ!

今回はよくある表作成の中で、縦横の合計をすばやく求める小技をご紹介します。

このような表があれば、通常は1つのセルに数式を使って結果を表示し、
オートフィルで他のセルへコピーします。
列と行にそれぞれ同様の作業が必要になります。

少し面倒ですよね・・・。

20160717_11

【実践】縦横の合計を一気に計算する

①結果を求めたいデータと合計欄を併せて範囲選択します。

20160717_12

②Σ(合計ボタン/オートSUMボタン)をクリックします。

20160717_13

※Σ(合計ボタン/オートSUMボタン)は[ホーム]タブ⇒[編集]にあります。

合計欄を一気に求めることが出来ました!

20160717_14

また、「平均」を求めたい場合は、
Σ(合計ボタン/オートSUMボタン)の▼から[平均]を選択します。

20160717_15

この方法を使用すれば、1度で必要な箇所に全て数式が入力されるので、
手順が少なくてすみます。

みなさんも是非試してみてください!

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カテゴリー: Excel Office VBA Windows ビジネス文書

【Excel】合計時間の表示設定

みなさんこんにちは。

タイムカードや勤怠管理表など、Excelで時間データを管理することはよくあります。

その中で、合計時間を求めた場合に、

「数式は間違っていないはずなのに思うように結果が表示されない…」

ということはありませんか?

それは、Excelでの時間データのルールが大きく関係しています。

POINT

Excelの時間データは、24時間表記で管理されています。

また、基本設定では、24時間を超えると表示は「0時間」になります

つまり、「26時」だと「2時」と表示されます。

ただし、データとしては正しく情報が保管されています。

合計時間のように、「24時」を超える時間データを表示するためには、

「セルの表示形式」を変更する必要があります。

【実践】合計時間のへの表示設定

時間データの合計は「SUM関数」を使用します。

①SUM関数を使用して、時間欄の合計を求めます。

20160717_01

・・・!明らかに時間数がおかしい!

 

②合計時間のセルを選択し、「セルの表示形式」を設定します。

右クリックメニュー ⇒ [セルの書式設定]ダイアログボックス ⇒ [表示形式]タブ

 

20160717_02

[分類] は「ユーザー定義」を選択し、[種類] に「[h]:mm」と入力します。
(※全て半角英数記号入力)

サンプルを確認した上で、OKをクリックします。

20160717_03

③合計時間を正しく表示することが出来ました。

20160717_04

合計時間だけでなく、「24時」を超える時間の表示には、 この設定が必要であることを覚えておいてくださいね!

みなさんも是非試してみてください!

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カテゴリー: Excel Office Windows

ActiveDirectory

マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。
「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。
今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の 『ActiveDirectory』 についてご紹介します。

組織でWindows Serverを導入する大きな目的として、Active Directoryドメインサービス(AD DS)を利用してユーザーアカウントの集中管理などを行うことが挙げられます。
Active Directoryは、Windows 2000 Serverから導入されたディレクトリサービスです。
ここでは、Active Directoryがどのようなものかといった概要を紹介していきます。

ディレクトリサービスとは

「ディレクトリサービス」とはネットワークシステムで使用するユーザーやコンピューター、共有資源(ファイルやプリンタ等)などのさまざまな情報をデータベースで管理し、容易に検索できるようにした仕組みです。
電話番号案内などと同様に、あいまいな条件(名前や場所、機能等)でユーザーやコンピューター、共有資源(ファイルやプリンタ等)を容易に検索できます。
ディレクトリサービスを利用することで、管理者は情報の一括管理をすることができます。またユーザーも必要な情報を簡単に調べることができるようになります。

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またWindows Serverでは、LDAPという仕組みを使ってディレクトリサービスを提供しています。

LDAP

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)は、ディレクトリサービスに接続するためのプロトコルです。
LDAPでは、ディレクトリ構造を持った識別名(DN)によってオブジェクトを示すようになっており、オブジェクトを検索する際にはこの「DN」を指定します。

pic-20160802_02

例えば、「sample.com」というドメインの、「総務」組織単位内の「人事」組織単位で管理されている、「yamada taku」という名前のユーザーを表現する場合は、次のようになります。
cn=yamada taku,ou=人事,ou=総務,dc=sample,dc=com
※ cnは「Common Name」、ouは「Organizational Unit」、dcは「Domain Component」の略です。

また、「sample.com」ドメインの「総務」組織単位で管理されている、「pc01」という名前のコンピューターを表現する場合は、次のようになります。
cn=pc01,ou=総務,dc=sample,dc=com

LDAPの名前付け規約はDNSの名前付け規約に準拠しており、LDAPを使ったディレクトリサービスを利用する際には、名前解決を利用できることが必須条件です。

Windows Server では、ディレクトリサービスの機能がいくつかにまとめられており、その中の基幹サービスとなるものを「Active Directoryドメインサービス(AD DS)」と呼んでいます。
Active Directoryドメインサービスでは、ユーザーアカウントの集約や管理単位の構成などを行うことができます。

Active Directoryドメインサービスの構造

Active Directoryドメインサービスは、以下の論理構造を用いてネットワーク上の情報を管理しています。

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ドメインコントローラー(DC)の役割

「ドメインコントローラー(DC)」は、Active Directoryドメイン内のユーザーアカウント管理やセキュリティポリシーを管理し、ユーザー認証を行うための専用サーバーです。

pic-20160802_05Active Directoryでは、フォレスト内に1つ以上のドメインコントローラーを設置しなければならず、大規模システムではサーバーの負荷軽減および可用性確保のために複数台設置するのが一般的です。

Active Directoryのドメインコントローラーは、それぞれのディレクトリデータベースの内容を、他のドメインコントローラーへ自動的に複製(レプリケーション)する機能を持っています。

またドメインコントローラーが複数台存在する場合、どのドメインコントローラー上でも変更を行うことができ、変更内容は必ず他のドメインコントローラーに複製が行われます。

この機能によって、それぞれのドメインコントローラーが互いに自分と相手のディレクトリデータベースの相違点を洗い出し、必要な情報だけをやり取りします。 このような複製の機能を「マルチマスタレプリケーション」といいます。

AD DSのレプリケーションは、次のオブジェクト操作が行われると実行されます。

  • オブジェクトの作成(ユーザーアカウントやコンピューターアカウントの作成など)
  • オブジェクトの変更(ユーザーアカウントの属性の変更や、組織単位(OU)名の変更や移動など)
  • オブジェクトの削除(ユーザーアカウントやグループアカウントの削除など)

Active Directoryドメインサービスの導入

Active Directoryドメインサービスの導入自体は、専用のウィザードによって行うことができるため、さほど難しい作業ではありません。
しかし、導入したActive Directoryドメインサービスの構成を、後から変更するのは非常に大変なため、ネットワークやサーバーの配置、フォレストおよびドメインの構成などを、予め計画しておく必要があります。
Active Directoryドメインサービスの導入作業は、一般的に次のような手順で行います。

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Active Directoryの管理ツール

Active Directoryドメインサービスをインストールし、ドメインコントローラーとして設定したコンピューターには、Active Directoryを管理するためのツールが追加されます。

Active Directoryユーザーとコンピューター

Active Directoryドメインのユーザーやコンピューター、組織単位等のオブジェクトの追加や削除等の管理を行うツールです。
以下は、Windows Server 2012 / R2の画面になります。

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いかがでしたでしょうか。WindowsServerを導入しようと思っていらっしゃいましたら、ぜひ参考にして下さいね。

 

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カテゴリー: Windows ネットワーク

Oracle Bronzeの紹介【初級者向け】

データベースの起動の方法について

Oracleデータベースは非常に豊富な機能を持ったデータベースソフトです。

その機能についての知識を問われる資格試験があります。
一番ランクが低いOracle Master Bronzeですが、SQLとDBAの2つの試験に合格してはじめてBronzeの認定がもらえます。
SQLはデータベースからデータを取得する言語の文法についての分野で、DBAはデータベースの管理者として必要なデータベースの内部の構造や操作方法についての分野です。

今回はDBAの範囲の中から、データベースの起動の方法についてご紹介します。 

Oracleデータベースは起動して利用できる状態と停止している状態の他に2つの状態があります。
簡単に表現するなら、中途半端に起動している状態です。
では、その状態とその状態がなぜ必要なのかを見て行きましょう。

状態の名称 Oracleの状態
SHUTDOWN 停止の状態
NOMOUNT データベースが認識されていない状態
MOUNT データベースが認識されているが利用していない状態
OPEN 通常運用の状態

OPENの状態は全ての機能が使える通常運用の状態で、データのファイルの読み書きが行われています。
このデータファイルに対するデータの復旧操作などは、この運用状態で行うべきではありません。
よって、データファイルを認識している状態ではあるけれどもまだ利用していない(利用できない)状態が必要です。それがMOUNTの状態です。

さらに、MOUNTの状態ではデータベースを認識しているが利用はできない状態ですが、そのデータベース自体について何か操作をしたい場合は、認識して関連付けされてしまっている状態ではできません。
そこで、データベースとの関連付けが行われる前に、データベースに対する基本的な機能だけが利用可能な状態が必要なのです。それがNOMOUNTの状態です。 

通常の起動をした場合は、SHUTDOWNの状態から、内部的にNOMOUNT、MOUNT、OPENと段階を踏んで起動します。
管理者は特別に、例えば「MOUNTの状態まで起動し、復旧作業を行う」という事が可能という事です。もちろん作業後、OPENの状態に続けて遷移可能です。

データベースの停止の方法について 

Oracleデータベースは非常に豊富な機能を持ったデータベースソフトです。

その機能についての知識を問われる資格試験があります。一番ランクが低いOracle Master Bronzeですが、SQLとDBAの2つの試験に合格してはじめてBronzeの認定がもらえます。
SQLはデータベースからデータを取得する言語の文法についての分野で、DBAはデータベースの管理者として必要なデータベースの内部の構造や操作方法についての分野です。 

今回はDBAの範囲の中から、データベースの停止の方法についてご紹介します。

Oracleデータベースは緊急時やメンテナンス時に停止させる必要があります。
データベースはワードやエクセルなどのソフトの様に自分だけが利用しているものではなく、複数人が同時に編集可能です。
よって、その現在の利用者をどうするかによって停止の方法が異なり、4種類あります。では、その違いを見て行きましょう。

NORMAL

一番安全な停止方法です。接続者(データベース利用者)が全員切断するのを待ちます。新規の接続は受け付けませんが、全員が切断するのを待たなければなりません。

TRANSACTIONAL

一連の更新作業中の人は終わるまで待ちますが、そうではない人(更新が一段落ついた人や確認作業をしている人)は切断してしまいます。
データベースとしては、更新作業中のデータが更新されるのを待ってから停止します。 

IMMEDIATE

一連の更新作業中の人も切断してしまいます。途中まで作業中の更新内容はキャンセルされます。
データベースとしては更新作業中のデータは失われますが、強制的にキャンセルする事により、データベース内の状態としては矛盾のない整合性の取れた状態で停止します。

ABORT

こちらも一連の更新作業中の人も切断しますが、途中までの作業内容のキャンセルはされません。更新もされません。中途半端な状態ですが、そのまま停止します。
では更新内容はどうなってしまうのかというと、次回起動時に、履歴情報から自動復旧されます。しかし、更新途中の場合は確定がなされていない事から、更新作業中だった内容は破棄されます。


このように、データベースの管理者として必要な知識を身につけている事を証明する資格がOracle Bronze DBAです。
上位資格にSilver、Gold、Platinumがあります。

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カテゴリー: Windows ネットワーク 資格

仮想化とは

サーバの仮想化という言葉を聞いたことはないでしょうか?現在仮想化の技術が企業が導入することが多くなってきています。仮想化とはいったいどんな技術なのか。仮想化をすることによるメリットについてご紹介していきます。

仮想化とは

仮想化とは、物理的な構成にとらわれることなく、サーバやネットワーク、ストレージなどさまざまなハードウェアリソースを効率よく利用するための技術の総称です。

仮想化技術を利用することで、物理的なサーバやネットワーク、ストレージといった物理リソースを、論理的なリソースとして構成することができるようになります。

仮想化技術にはさまざまなものがありますが、近年ではサーバを仮想化する「サーバ仮想化技術」を利用して、インターネット上のサービスを提供するサーバの保守性や可用性を高めるといったことが行われています。

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サーバ仮想化のメリット

仮想化技術を利用して、既存のサーバを仮想マシンに置き換えることにより、以下のようなメリットが得られると考えられます。

1. 物理サーバを集約し、台数の削減が可能

通常サーバは、動作の安定性確保やセキュリティ上の観点から、1つのOSに対して1つのアプリケーションという構成をとります。

しかし、1台1アプリケーションの組合せで構成していくと、次第に物理サーバの台数も増えていき、その管理コストや電力コストといったランニングコストも増加していくことになります。

この問題を解決する手段としてサーバ仮想化技術を利用すると、1台の物理サーバ上に複数台の仮想マシンを構成し、サーバを集約して台数を削減することが可能になります。

また、台数を削減することにより、ランニングコストも低減できるようになります。

分散した物理サーバをどのように集約し、どのように複数の仮想マシンを実装していくかが重要となります。

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2. システムのライフサイクルギャップを吸収

ITシステムはハードウェアとソフトウェアから構成されますが、そのライフサイクルが一致しないことにより、問題になる場合があります。

例えば、ハードウェアの保証期間が満了した後に故障が発生したような場合、修理ができずに新しいものにリプレースを余儀なくされることもあります。 このようなときに、新しいハードウェアを利用するためのドライバソフトが提供されていないため、新しいハードウェアではこれまで利用してきたOSやアプリケーションが利用できないといったこともあります。

このようなライフサイクルのギャップを、仮想化技術によってハードウェアとソフトウェアを切り離すことにより吸収することが可能です。仮想化技術を利用すれば、どのようなハードウェア環境下でも、古いOSやアプリケーションを利用することが可能となるのです。

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3. ハードウェアリソースの効率的な利用

サーバのサイジングを行う際は、通常ピーク時の負荷に合わせて処理性能を決定します。 この場合、ピーク時以外はサーバのハードウェアリソースを十分に使い切れないことが考えられます。

最近のハードウェア性能は、CPUをはじめとして著しく性能の向上が図られているため、単体のシステムでハードウェアリソースを使い切ることは、ほとんどないとされています。

仮想化により、ピーク時がずれているシステムやCPU使用率の傾向が異なるシステムのサーバを集約することにより、ハードウェアリソースを無駄なく効率よく利用するよう構成することが可能となります。

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4. 事業継続/災害対策

地震などの大災害により業務の継続が困難になった際に備え、メインサイトの仮想サーバシステムとデータ部分を、バックアップサイトの仮想化環境にコピーしておくことにより、同じシステム環境を速やかに立ち上げることが可能となります。

これにより、短期間で業務の再開ができ、事業継続性も向上します。

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サーバ仮想化技術の方式

サーバ仮想化技術の方式には、「ホストOS型」と「ハイパーバイザ型」の2種類があります。

1. ホストOS型

仮想化ソフトを、ホストOSのミドルウェアとして動作させることにより、仮想ハードウェアを構成し、仮想ハードウェア上にOS(ゲストOS)、アプリケーションを動作させます。

物理的なハードウェア入出力処理には、ホストOSの機能を利用するため、ホストOS側のオーバーヘッドが大きくなります。

なお、仮想ハードウェアは、仮想サーバが利用可能なCPUプロセスやメモリ、ストレージサイズなどを考慮して定義します。

2. ハイパーバイザ型

ホストOSを持たず、仮想化ソフトが物理的なハードウェア入出力処理を直接実行します。 そのため、ハイパーバイザ型はオーバーヘッドが小さく、ハードウェアリソースの管理も柔軟に行うことができるようになっています。

またホストOS型同様、仮想ハードウェアを構成し、仮想ハードウェア上でOSやアプリケーションを動作させます。

サーバの仮想化を行う場合は、ハイパーバイザ型の方式を採用するのが一般的です。

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いかがでしたでしょうか。ぜひ仮想化の技術を導入してみてくださいね。

 

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MCSA Windows Server 2012リモートサーバ管理

マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。

「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。

今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の『リモートサーバー管理』 についてご紹介します。

リモートサーバー管理

Windows Server 2012 / R2のサーバーマネージャーでは、複数のサーバーを一元管理する機能が強化されており、既定でリモート管理が有効になっています。

そのため、管理権限のあるユーザーであれば、「サーバーマネージャー」からネットワーク上に配置されている100台までのサーバーを、ローカルサーバーと同様に管理することができます。

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リモートサーバー管理では、管理対象となる個々のサーバーでリモートデスクトッププロトコル(RDP)接続を有効にする必要はありません。

ただし、Windowsリモート管理プロトコルは、ポート番号として「TCP 5985」番を使用しているため、ファイアウォールやその他のネットワーク機器でポートが利用できるように設定しておく必要があります。

リモートサーバー管理のソフトウェア要件

サーバーマネージャーは、デフォルトでWindows Server 2012 / R2のすべてのエディションにインストールされているため、特に必要なソフトウェアはありませんが、Windows Server 2008 / R2を実行しているリモートサーバーを完全に管理するには、次の更新プログラムを順にインストールしておく必要があります。

  • .NET Framework 4
  • Windows Management Framework 3.0
  • サポート技術情報の記事 2682011に関連付けられているパフォーマンス関連の更新プログラム

サーバーマネージャーを利用したリモート管理

サーバーマネージャーを使用してリモートサーバーで管理タスクを実行するには、サーバー マネージャーおよびWindows PowerShellを使用したリモート管理を許可するように、管理対象のリモートサーバーを構成する必要があります。

なお、Windows Server 2012 / R2では、サーバーマネージャーとWindows PowerShellのリモート管理が、デフォルトで有効になっています。

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PowerShellを使用してリモート管理を有効化する

Windows PowerShellのコマンドレットを使って、サーバーマネージャーのリモート管理を有効化するには、管理対象のサーバー側でWindows PowerShellを管理者権限で起動し、以下のコマンドレットを実行します。

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Windowsファイアウォールの設定変更

管理対象サーバーのWindowsファイアウォールで、必要な規則が有効になっていないと、エラーメッセージが表示されて、サーバーマネージャーから操作ができないことがあります。

この場合は、管理対象サーバー側で「セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール」の設定を変更します。

 

サーバーマネージャーに管理対象サーバーを追加する

サーバーマネージャーに管理対象のサーバーを追加する際、次のいずれかの方法で対象サーバーを検索することができます。

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「Active Directory」を選択した場合は、下図のような検索画面が表示されるので、「名前」欄に管理対象のサーバー名を入力し、[検索]ボタンをクリックします。

指定した名前のコンピューターが見つかると、下段のリストに表示されます。

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「DNS」による検索画面は下図のようになります。

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「インポート」による検索画面は下図のようになります。

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サーバーマネージャーに追加したサーバーの管理

サーバーマネージャーに追加したサーバーの管理操作をするには、「すべてのサーバー」のサーバーリストから対象のサーバー名を右クリックし、表示された実行可能な操作項目を選択します。

なお、サーバーマネージャーを使用して他のサーバーにアクセスするには、ユーザーが「Remote Management Users」グループのメンバーである必要があります。

また、実行可能な操作項目は、Administratorsグループのメンバーと標準ユーザーでは異なります。

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下図は、「コンピューターの管理」を選択し、管理対象サーバーの「パフォーマンスモニター」を表示している例です。

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Windowsリモートシェルの利用

winrsコマンド

Windowsリモートシェルを使用してリモートサーバーの管理を行うには、コマンドプロンプトから「winrs.exe」コマンドを次の書式で実行します。

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例えば、リモートサーバーのIP構成を確認したい場合は、次のようにします。

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リモートサーバーのCドライブ直下のフォルダー構成を確認したい場合は、次のようにします。

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ぜひ、実際に試してみて下さい。

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MCSA資格取得の第一歩!

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MCSA Windows Server 2012 ディスククォータ

マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。 「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。 今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の『ディスククォータ』についてご紹介します。

ディスククォータ

「ディスククォータ」とは、ユーザーが使用しているハードディスク領域を監視および制限するための機能です。 ディスククォータを設定する事によって、管理者はユーザーがむやみにサーバー上にデータを保存し、システムや他のユーザーに影響を与えることを回避できます。

ディスククォータイメージ

また、ユーザーが使用しているハードディスクの領域のサイズも確認することができます。

ディスククォータの特徴

ディスククォータには、以下の特徴があります。 ・ボリューム単位でディスク使用の制限値および警告値を設定できる ・すべてのユーザーに対して、共通のディスク使用の制限値および警告値を設定できる ・特定のユーザーに対して、ディスク使用の制限値および警告値を設定できる ・ディスクの使用状況をユーザー単位で確認できる ・ローカルボリュームだけではなく、ネットワークボリュームやリムーバブルドライブに対しても設定できる

ディスククォータ設定の要件

ディスククォータの設定を行うには、以下の要件を満たしている必要があります。 ・設定対象となるボリュームは、NTFSでフォーマットされていること ・設定可能なユーザーは、対象ボリュームを持つコンピューターのAdministratorsグループのメンバーであること

ディスククォータの設定

ディスククォータを設定するには、設定対象のボリュームの「プロパティ」ダイアログボックスでの「クォータ」タブで行います。

ディスククォータの設定ダイアログボックス

ディスククォータのオプション設定

各オプションの概要は、次の通りです。

オプションの概要

クォータエントリの設定

特定のユーザーに個別の制限を設定する場合は、「クォータエントリ」を設定します。 クォータエントリを設定すると、ユーザー単位でクォータを設定できます。 また、設定したクォータエントリをエクスポートしてファイルに保存することができます。 保存された設定ファイルは、他のディスクにインポートすることで、同一のクォータエントリを設定することができます。 なお、グループ単位でクォータを設定することはできません。

クォータエントリの新規作成

クォータエントリの設定は、対象ボリュームのプロパティから行います。

新しいクォータエントリの追加ダイアログボックス

クォータ制限の適用

クォータ制限は、次の条件に従って適用されます。 ・ディスクの使用状況は、ファイルとフォルダーの所有権にもとづいて計算されます ・ディスクの使用状況を計算する際には、ファイルがNTFS圧縮されている場合でも圧縮前のサイズで計算されます ・Administratorsグループには警告レベルの設定をすることができますが、ディスク領域の制限を設定することはできません ・ディスククォータを有効にすると、ディスクの状態を監視するためにサーバーの負荷が増加し、サーバーのパフォーマンスが低下する可能性があります

ディスククォータの利用と監視

ディスククォータが設定されているディスクに対し、ユーザーはこれまでと同じようにアクセスすることができます。 制限の対象は使用する領域のサイズだけであり、領域のサイズ以外の設定や機能はこれまでどおり使用できます。 ボリュームのプロパティ画面の「クォータ」タブにある、「クォータ制限を超過したユーザーのディスク割り当てを拒否する」がチェックオンとなっている場合は、制限を超えてファイルやフォルダーを保存しようとしたユーザーに対して、次のようなメッセージ(Windows 8.1の場合)が表示されます。

項目のコピーダイアログボックス

このとき、ユーザーにはディスクの空き領域がなくなったことを通知します。 ディスクの使用について制限が設定されていることは通知しません。

ディスククォータの監視

ディスクの使用状況を監視することができます。 ディスクの使用状況は、ボリュームのプロパティや、イベントビューアーで確認できます。

クォータエントリの監視

クォータエントリから、利用状況を確認すると下図のようになります。

クォータエントリダイアログボックス

「状態」を示すアイコンの意味は、以下のとおりです。

状態アイコン

ぜひ、実際に試してみて下さい。

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MCSA資格取得の第一歩!

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カテゴリー: Windows ネットワーク

MCSA:Windows Server 2012 サーバー技術 ~ファイルスクリーン編~

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マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。
「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。

今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の 『ファイルスクリーン』 についてご紹介します。

ファイルスクリーン

ファイルスクリーンは「ファイルサーバーリソースマネージャー」の機能の1つで、ユーザーがフォルダーやボリュームに保存できるファイルの種類を、「拡張子」によって制御することができます。

図1ファイルスクリーンイメージ

「ファイルサーバーリソースマネージャー」を起動させるためには、「サーバーマネージャー」の「ツール」メニューから「ファイルサーバーリソースマネージャー」を選択します。

図2ファイルサーバリソースマネージャ

ファイルスクリーンの設定では、監視するファイルの種類を「ファイルグループ」として定義し、監視とその処理は「ファイルスクリーン」で定義します。
また、ファイルスクリーンが設定されているフォルダー内に、必要に応じて例外を許可する設定も可能です。
「ファイルスクリーンの管理」では、次の項目について設定が行えます。

● ファイルスクリーン

 ファイルスクリーンの作成、および編集が行えます。

● ファイルスクリーンテンプレート

 定義済みのファイルスクリーンテンプレートの確認および編集、新規のテンプレートの作成が行えます。

● ファイルグループ

 複数のファイル拡張子をグループ化し、ファイルスクリーンテンプレートの作成に利用できます。

ファイルグループの定義

ファイルグループを定義するには、新規にファイルグループを作成する方法と、既存のファイルグループの内容を編集する方法があります。
いずれの方法でも、「ファイルグループのプロパティの作成」ダイアログボックスで、対象とするファイルの拡張子を指定することで、ファイルグループを作成できます。

図3ファイルグループのプロパティの作成画面

図4ファイルサーバーリソースマネージャ(ファイルグループの定義)

ファイルスクリーンテンプレート

ファイルスクリーンテンプレートは、ファイルスクリーンを作成する際のベース設定となるものです。
ファイルスクリーンテンプレートでは、ブロックまたは監視するファイルグループや、実行するスクリーン処理の種類、生成される通知セットの定義を行います。
また、あらかじめ用意されているファイルスクリーンテンプレートをコピーして作成することもできます。
スクリーン処理の種類には、以下の2つがあります。

● アクティブスクリーン処理

 保存をブロックする設定です。

● パッシブスクリーン処理

 保存は許可するが、そのイベントを指定のメールアドレス宛に送信します。

図5ファイルスクリーンテンプレート画面

ファイルスクリーンテンプレートの設定項目

「ファイルスクリーンテンプレートの作成」ダイアログボックスには5つのタブがあり、さまざまな設定を行うことができるようになっています。

● 「電子メールメッセージ」タブ

電子メール通知を設定する場合は、このタブ内で設定します。
なお、設定を実行するには事前にSMTPサーバーが構成されている必要があります。

図6電子メールメッセージタブ

● 「イベントログ」タブ

イベントログにエラーを記録する場合は、このタブで設定します。
必要に応じて「ログエントリ」の編集を行います。
この設定を実行する場合も、事前にSMTPサーバーが構成されている必要があります。

図7イベントログタブ

● 「コマンド」タブ

スクリーン処理のイベント発生時に、特定のコマンドやスクリプトを実行する必要がある場合は、このタブで設定します。
必要に応じて、実行するコマンドまたはスクリプトのある場所を指定します。
また、コマンドに引数がある場合は、「コマンド引数」欄に入力しておきます。
「コマンドのセキュリティ」欄では、コマンドを実行するアカウントの権限を設定します。

図8コマンドタブ

● 「レポート」タブ

レポートが自動的に生成されるように指定する場合は、このタブで設定します。
「レポートの生成」欄で、生成するレポートを選択します。
管理者にレポートをメールで送信する場合は、「次の管理者にレポートを送信する」にチェックを入れ、宛先メールアドレスを指定します。

図9レポートタブ

ファイルスクリーンの作成

ファイルスクリーンテンプレートを任意のフォルダーに適用するには、ファイルスクリーンの作成を行います。
ファイルスクリーンの作成は、新規作成以外にテンプレート一覧からでも行えます。
なお、ファイルスクリーンを適用するフォルダーは、事前に作成しておきます。

図10ファイルスクリーンの作成

ファイルスクリーン例外の作成

既に設定されたファイルスクリーンに対して例外を許可するには、ファイルスクリーン例外を作成します。
ファイルスクリーン例外は、ファイルスクリーンを適用しているフォルダーそのものには設定できないため、通常サブフォルダーを作成して設定します。

図11ファイルスクリーン例外のイメージ

ファイルスクリーン例外作成は、「ファイルサーバーリソースマネージャー」コンソールで「ファイルスクリーンの例外を作成」から行います。
「ファイルグループ」リストから、スクリーン処理から除外するファイルグループを指定すると、「ファイルサーバーリソースマネージャー」コンソールには下図のように表示されます。

図12ファイルスクリーン例外

ぜひ、実際に試してみて下さい。


カテゴリー: Windows ネットワーク 資格

MCSA:Windows Server 2012 ~サーバーの構成~

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マイクロソフト認定資格である「MCSA:Windows Server 2012」出題範囲における技術について、定期的にご紹介します。
「MCSA:Windows Server 2012」資格は【70-410】【70-411】【70-412】の3つの試験に合格することで取得することができます。

今回は【70-410:Windows Server 2012のインストールおよび構成】の出題範囲の 『サーバーの構成』 についてご紹介します。

Server Coreの構成

Windows Server 2012 / R2では、インストール後にOSを再インストールすることなく、「Server Core」と「フルインストール」を切り替えることが可能となりました。
これは、GUIシェルやGUIインフラストラクチャ、GUI管理ツールなどのGUIコンポーネントが「機能」として実装していることによります。
従って、GUI使用(フルインストール)サーバーで、「グラフィック管理ツールとインフラストラクチャ」および「サーバーグラフィックシェル」の機能を削除することにより、CUI使用サーバーとして再構成できます。
また、Server Coreで、これらの機能を追加することにより、GUI使用サーバー(フルインストール)として再構成することもできます。

機能の削除によるサーバーの再構成

サーバーマネージャーの「機能の削除」を利用して、「フルインストール」サーバーを、「Server Core」に変換するには、「サーバーマネージャー」の「管理」メニューから「役割と機能の削除」を選択し、「役割と機能の削除ウィザード」を起動します。

図1役割と機能の削除ウィザード

PowerShellを使ったサーバーの再構成

● フルインストールからServer Coreへの変換

最初に「フルインストール」を使用してインストールした後、「Server Core」に変換するには、PowerShellで以下のコマンドレットを実行します。

図2Uninstall-WindowsFeatureコマンドレット

Server Coreに変換すると、フルインストールを必要とするWindowsの機能、サーバーの役割、GUI管理ツールが自動的にアンインストールされます。
なお、上記コマンドに「-WhatIf」オプションを指定することで、変換によって影響を受ける機能を正確に確認できます。

● Server Coreに変換した状態からフルインストールに戻す

「フルインストール」から「Server Core」に変換した後、再度「フルインストール」に戻すには、PowerShellで以下のコマンドレットを実行します。

図3Ininstall-WindowsFeatureコマンドレット

「Install-WindowsFeature」コマンドレットを実行する際、「-Source」オプションを使用してWindows Server 2012 / R2のインストールイメージを指定する必要があります。
なお、いずれの場合でも変換後に再起動が必要となります。

● Server Coreからフルインストールへの変換

最初に「Server Core」としてインストールした後、「フルインストール」構成に変換する場合も、PowerShellで「Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell」コマンドレットを実行します。
コマンドレットを実行する際に、「-Source」オプションを使用してWindows Server 2012 / R2のインストールイメージを指定する必要がありますが、最初から「Server Core」でインストールした場合は、ハードディスク上にイメージデータがないため、セットアップDVDからハードディスクにマウントしておく必要があります。

図4ディスクのマウント

ぜひ、実際に試してみて下さい。


カテゴリー: Windows ネットワーク 資格

デジカメで撮った写真の整理にとっても便利! Windowsフォトギャラリー

photo credit: Rob Boudon via photopin cc

デジカメで撮った写真のデータが、デジカメ本体やSDカードに大量に残ったまま…という方は多いのではないでしょうか。デジカメ本体やSDカードが無くなったり、壊れたりすることもありますので、デジカメで写真を撮ったら、速やかにパソコンに保存することをおススメします。

とはいえ、パソコンにデジカメの写真のデータを取り込んでも、うまく整理ができない、という方も多いのではないでしょうか。そこで、おススメするのが“Windowsフォトギャラリー”です。

Windows フォトギャラリーとは?

デジカメの写真データをパソコンに取り込み、写真の整理・編集・共有ができる、マイクロソフト社の無料ソフトウェアです。

パソコンの対応機種や、その機種による機能の違いは、マイクロソフト社や各パソコンメーカーのサイトなどから確認できます。なお、パソコンの機種によっては、別途ダウンロードとインストールが必要です。

ここでは、Windowsフォトギャラリーの様々な機能の中でも、写真の整理に便利なものを中心にご紹介します。

写真の整理に便利な機能

●写真にタグ付けができる。

「説明タグ」という機能を使って、写真にタグを付け、整理することができます。タグを付けることにより、後でタグ別に写真を検索することができます。下の画像のように、「ホーム」タブの「説明タグ」をクリックすれば、写真ごとにタグを記入することができます。

【12‐7】_説明タグ
「Windows Live(TM)フォトギャラリー 2011」画像やビデオファイルに「タグ」を付ける方法<Windows(R)7>

●写真の人物にタグ付けができる。

「説明タグ」とは別に、「人物タグ」というタグを使って、写真を整理することもできます。この機能によって、写真に写っている人物の顔から後で簡単に写真を検索することができます。下の画像のように、「編集」タブの「タグとキャプション」をクリックすると、写真に写っている人物が誰か、順に聞かれます。名前を記入すれば、写真の人物にタグを付けることができます。

【12‐7】_人物タグ1

【12-7】_人物タグ2

富士通Q&A – [Windows Live フォトギャラリー] 人物タグを設定する方法を教えてください。

●写真に評価ができる

星印を使って、写真を5段階で評価することができます。この機能によって、星の数から写真を検索することができるので、自分の中で重要度をランク付けしておけば後で写真を選択する際の検索などに便利です。下の画像のように、「ホーム」タブの「評価」をクリックして、星の数を選択します。

【12‐7】_評価
パソコンで写真を整理&修整!「Windows Live フォトギャラリー」でデジタルカメラの写真を管理しよう

その他の便利な機能

●写真の編集ができる

Windowsフォトギャラリーでは、写真を修正・加工することもできます。自動調整機能で、写真の明るさ・色合い・傾きなどを調整できたり、写真の特定部分の削除やトリミング、赤目修整等もできます。

さらに、複数の写真をつなげて、パノラマ写真をつくることができます。パノラマ写真にしたい写真を選択して、メニューの「作成タブ」から「パノラマ写真の作成」をクリックすれば、自動的に重なり具合や遠近などを調整して作成してくれます。また、複数の写真のいいところだけを集めて、合成写真をつくることもできます。

●写真をSNSでシェアできる

写真を、FacebookやTwitterなどのSNSにアップして、友達・知り合いとシェアすることができます。「ホーム」タブの「共有」グループでアップロード先を選択し、画面の表示に従えば、簡単にアップすることができます。

写真の整理だけじゃない!多彩な魅力

Windowsフォトギャラリーでは、タブ機能を使って煩雑なデジカメ写真の整理ができるだけではなく、簡単な編集からパノラマ写真作成、写真の合成など面白い編集機能も楽しめます。多彩な機能を持っていながら、無料で使えるこのソフト、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

photo credit: Rob Boudon via photopin cc


カテゴリー: Windows 写真

作業効率が大幅UP!便利なショートカットキー一覧

【11-1】作業効率が大幅UP_便利なショートカットキー一覧

手がキーボードとマウスの間を行ったりきたり…。パソコン操作では当たり前の動きですが、動作上のタイムロスだけでなく、目線が外れたり、思考が途切れたりと作業効率を悪くします。

そこで活用したいのが、キーボードから機能を実行できるショートカットキーです。利用頻度の高いショートカットキーをマスターして、作業の無駄を減らしましょう!

覚えておきたい!便利なショートカットキーとは

ショートカットキーは便利なのですが、その数の多さからすべてを覚えるのは現実的ではありません。利用頻度の高いいくつかの機能を置き換えるだけで、十分にその効果を得られますので、ポイントを絞ってご紹介します。

1 面倒な画面切り替えも簡単、「画面操作」系ショートカット

Windowsのショートカットキーの中でも特に活用度の高い「画面操作」系のショートカットは、ぜひ覚えておきたいものの一つです。

<画面操作に役立つWindowsのショートカットキー>

Alt + TAB ウィンドウを切り替える
Alt + F4 アクティブウインドウを閉じる
Windows + D デスクトップを表示する
Windows + L Windowsをロックする

ウィンドウの切り替えは、「TAB」キーを押し続けながら「ALT」キーを何度か押すことで、開いているウィンドウの一覧から希望のウィンドウを選ぶこともできます。「Windows」+「D」キーでは、すべてのウィンドウが最小化されデスクトップが表示されます(再度押すと元に戻ります)。たくさん開いていればいるほど面倒になるウィンドウの切り替えが、かなり楽になりますので、ぜひ一度試してみてください。離席時にパソコンを素早くロックできるショートカットキーも職場ではとても重宝します。

2 対応アプリ多数、使いまわせる定番ショートカット

ショートカットキーはアプリケーションごとに設定されていますが、以下に挙げる動作のショートカットキーは、ほとんどのWindows用アプリケーションで共通しています。いろいろな場面で利用できるお得なショートカットキーですので、しっかりマスターしておきましょう。

Ctrl + C コピーする
Ctrl + V 貼り付ける
Ctrl + X 切り取る
Ctrl + Z 直前の操作を取り消す
Ctrl + Y 取り消した操作をやり直す
Ctrl + A すべてを選択する
Ctrl + F 検索する
Ctrl + S 上書き保存する
Ctrl + N 新規作成する

3 仕事の効率アップに必須!Officeのキー操作をチェック

機能が多彩なアプリケーションこそ、目当ての機能をすばやく実行できるショートカットキーの良さが活きます。ビジネスシーンの大定番Officeアプリケーションのお役立ちショートカットキーをチェックしておきましょう。

( )内に個別のアプリケーション名があるものは、そのアプリケーションに特化したものです。また、2で紹介した共通ショートカットキーは、Officeでも使用できます。

Ctrl + Shift + C 書式をコピーする
Ctrl + Shift + V 書式を貼り付ける
F12 名前を付けて保存
Ctrl + D すぐ上のセルの内容をコピーする(Excel)
Ctrl + R すぐ左のセルの内容をコピーする(Excel)
Shift + Space 行全体を選択する(Excel)
Ctrl + Space 列全体を選択する(Excel)
Ctrl +↓ 連続してデータが入力されたセルの内一番下のセルに移動する(Excel)
Ctrl +→ 連続してデータが入力されたセルの内一番右のセルに移動する(Excel)
Ctrl + E 文字を中央揃えにする(Word)
Ctrl + R 文字を右揃えにする(Word)
F5 プレゼンテーションを開始する(PowerPoint)
Ctrl + G グループ化する(PowerPoint)
Ctrl + Shift + G グループ化を解除する(PowerPoint)

またOfficeでは、「アクセスキー」という機能も覚えておくと便利です。アクセスキーとは、対応するキーを押すことでタブの表示やタブ内の機能の実行ができる機能です。

「利用したいタブを表示するアクセスキー」→「実行したい機能用のアクセスキー」というように対応するキーを順に押す点が異なりますが、キーボード押して機能を実行する点はショートカットキーと同じです。

「ALT」キーを押すと、各タブ・ボタンに対応するアクセスキーがヒントとして表示されるので、キーを覚えていなくても使える点が魅力です。

ショートカットキーを少しずつ取り入れて効率UPをめざす

キーボードで操作を完結させる最大の目的は、作業の“スピードアップ”です。ショートカットキーを使うことを意識し過ぎて作業が疎かになるのは本末転倒。覚えやすいものから、少しずつでいいので使い始めてみるのがおすすめです。脱マウスを目指し、ぜひ活用してみましょう。


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