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プログラム

Javaのデコンパイラー(逆コンパイラー)

Javaのデコンパイラー(逆コンパイラー)とは

Javaのデコンパイラー(Java Decompiler)とは、Javaのclassファイルを逆コンパイルし、バイトコードからJavaのコードに変換するためのツールです。

classファイルはあるけど、ソースコードがないときや暗黙的に生成される要素(デフォルトコンストラクター)などを確認するときに、既存のclassファイルをデコンパイル(逆コンパイル)することで、ソースコードを確認できます。

インストール

デコンパイルを行う為にはJadを使用します。
(Jadは、Javaのクラスファイルを逆コンパイルし、ソースコードを生成します。)

Jadをダウンロードします。
https://varaneckas.com/jad/

ダウンロードしたファイルを適当な場所へ配置すれば完了です。配置したディレクトリへパスを通しておきましょう。
(以下、Windows 環境で、パスが通っているものとします。)

デコンパイル(逆コンパイル)

 以下のSample.javaをコンパイルしたSample.Javaを逆コンパイルしてみましょう。

 

Sample.java

>javac Sample.java

>jad Sample.class

逆コンパイルされたソースコードSample.jad が生成されます。

 

Sample.jad

補足

-s オプションを使用することによって、デコンパイルされたファイルの拡張子を変更することも出来ます。

>jad -sjava Sample.class

 

様々なライブラリを利用すると、classファイルはあるけど、ソースコードがないときがあります。そのようなときにデコンパイラ―を活用してみてください。

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