卒業生インタビュー【組込みプログラム】亀山 依子 & 本山 淳一さん - パソコンスクール・パソコン教室なら個別指導のKENスクール

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卒業生の声

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卒業生インタビュー

組み込みプログラミングコース卒業生

組込みLinuxプログラマー就転職総合コース 卒業
亀山 依子さん
組込みCプログラマー就転職総合コース 卒業
本山 淳一さん

最先端技術への挑戦、
日々実感できる「ものづくり」のやりがい。

業界のプロも認める最高峰のカリキュラムを終え、組込みエンジニアへの道を切り開いた2人の卒業生にお話を伺いました。
現場で必須となる意外?なスキルのお話など、エンジニアの生の声を聞く事ができました。

  • KENスクール こんにちは。本日は亀山さんの組込みエンジニアとしてのお仕事の内容をインタービューさせていただきます。よろしくお願いします。
  • 亀山さん よろしくお願いします。
  • KENスクール 今のお仕事をされる前はどんなお仕事をされていましたか?
  • 亀山さん 某携帯電話キャリアショップで働いていました。その頃はプログラムとは全く関係ない接客業をしていました。
  • KENスクール 異業種からの転職ですね。ちなみプログラマーになろうと思った「きっかけ」は何でしょうか?
  • 亀山さん 当時ニュースで組込みエンジニアが不足していると聞いたのが最初の「きっかけ」でした。そこでよくよく調べたら、日本の組込み技術を海外に流出させない為に、日本以外のエンジニアは使わないと聞いて、仕事がなくなることはないと思いました。
    これを勉強するにはどうすればいいんだろう?と考え、KENスクールで組込みの講座があること知り、これだって思いました!
  • KENスクール すごくしっかりとした考えをお持ちなんですね。確かに組込み技術は日本での需要が高く、景気には左右されにくい業種かもしれません。ちなみに現場に出てどのくらいですか?
  • 亀山さん 早いものでもう2年が経ちます。
  • KENスクール 今までどのようなプロジェクトに携わってきましたか?
  • 亀山さん 一番初めのプロジェクトは某携帯電話の次世代ネットワーク網の設計で、顧客データ管理機能部です。チームの人数は10人、全体のプロジェクト人数は200人以上でした。
    ちなみに次の現場は、携帯電話本体のSDカード中間層でした。チーム人数6人、プロジェクトの人数は100人以上だったと思います。
  • KENスクール 現場で困ったことなどはありましたか?
  • 亀山さん プロジェクトに入って早々に、『じゃあこの設計よろしく』みたいな感じで唐突に仕事が来ました。最初から出来るわけはないので、誰かに聞くのが一番だと開き直りました。
    失敗は、リリース直後に「バグに気づいた時です。」嫌な汗をすごく沢山かいてしまいましたよ。すぐ報告して事なきを得ましたが……(笑)

エンジニアにも必須なのはコミュニケーションスキル

  • KENスクール 現場に出る前の「エンジニアのイメージ」と、現場に出た後の「エンジニアのイメージ」の違いはありますか?
  • 亀山さん 現場に行く前はエンジニアさんて、あまりしゃべるのが好きな人が少なくて、こわい人が多いと思っていましたが意外とそうでもなかったんです。あと、案外行けばどうにかなってしまうかも!と思いました。
  • KENスクール 今まで経験してきて、様々なプロジェクトに関わってきたと思うのですが、1番「きつかったな」と思うプロジェクトの内容は具体的にどのようなプロジェクトでしたか?
  • 亀山さん 新規開発案件で、リーダーも全然「仕様」を把握できてなくて、期限ばかりがせまっていくプロジェクトがありました。
    更にお客様と打ち合わせをして帰ってきたリーダーが、メンバーに説明出来ないくらいテンパってしまい、何をして良いかこちらが全然理解できないことがありました。
  • KENスクール それは大変ですね。エンジニアもコミュニケーションスキルが重要という事ですね。
    ところで、今の仕事で「やりがい」を感じる時はどんな時ですか?
  • 亀山さん 最近特に感じたのは、自分が携わった商品が店頭に並んでいた時ですね。
  • KENスクール それはすごいですね。うれしいですよね。

プログラム以外にも必要なスキルってありますか?

  • KENスクール スクールで「やっておいて良かった」と思うことと、「やっておけば良かった」と思うことはありますか?
  • 亀山さん 勉強した事、自体が良かったと思っています。やっておけば良かったと思うことは、ネットワークですね。
    知識としてあるに越したことはないです。あと一番必要なのは、実はExcelやWordです。
  • KENスクール ネットワークやOfficeの重要性は見逃しがちな所ですよね。
  • 亀山さん そうなんです。実は仕事の多くはドキュメントの作成とシステム試験です。プログラムの知識がない人でも理解できるように、設計書を書くのはとても難しいです。
    また、今後の拡張性を考えて設計しなきゃいけなかったりするので、コードが書ければOKってわけでもないんです。
  • KENスクール 組込み講座の中で、特に現場で役に立ったなと思う内容は何かありますか?
  • 亀山さん スマフォとか、ミューテックスの概念とかを教えてくれるし、デバッグのしかたも教えてくれるから、実践で役に立ちました。カーネルをいじったりもするので、色々な経験が出来ました。
    受講中はとても楽しかったです。先生ともよくおしゃべりをしました。また難しくて理解できなくても何回も熱心に説明してもらいました。本当に感謝しています。

これから組込みエンジニアを目指す皆様へ

  • KENスクール 最後にこれから組込みエンジニアを目指す受講生へ一言メッセージをお願いします。
  • 亀山さん 現場には、プライドが高くて人に聞くことができなくて失敗する人が結構います。考えてもわからないことは、恥ずかしがらずに『わからない!!』と胸を張って聞く練習も、KENスクールでできますよ(笑)上達の近道は、楽しむこと!

組込み卒業生、本山さんにお聞きしました。
人気の「ものづくりエンジニア」=「組込み」の魅力とは?

組込みプログラマーを目指したきっかけは? 組込み開発の魅力とは?

  • KENスクール 組込みプログラムを始めたきっかけは何でしたか?
  • 本山さん 元々はネットワークの勉強をしていたのですが、その時に「コマンド」を打ったりしているうちにプログラムに興味がわき、組込みの世界に一歩踏み出していました。
  • KENスクール 組込みプログラムのやりがいってなんでしょうか?
  • 本山さん 初めて経験することばかりでしたが、自分が携わったプロジェクトで開発した製品が新商品となって実際に店頭に並ぶところに、なんとも言えない達成感があります。
    ほんの少しでも開発に関わっていれば親近感がありますので、友達には「あれは自分が作った!」なんて大きい事を言ったりして自慢してしまうこともあります。
    そういう達成感を味わえるのも魅力の1つだと思います。
  • KENスクール 組込みは毎回新しい仕事、という感じですね。
  • 本山さん 新しい製品はどんどん開発されますからね。例えば携帯電話なんて年に何回最新機種が発売されているんだろう? という感じですからね。
  • KENスクール 頑張り次第で新しい事にどんどんチャレンジできる。これも大きな魅力でしょうね。

KENスクールの組込み講座を終えて

  • KENスクール 組込みの講座はどうでした? 楽しかったですか?
  • 本山さん 楽しかったです! 基板を使ったテスト等も行うので、結果が実物を通して見る事ができるのが大きいと思います。LEDのランプを点灯させたり。
  • KENスクール LEDランプなんかは大体どのデジタル機器にもついていますからね。余計に実感が湧くんでしょうね。
  • 本山さん そうだと思います。いつも見てるアレかって感じで。

就職活動について

  • 本山さん 実際に基板を触ってテスト等をした経験が面接でもアピールポイントになりました。C言語の基本文法だけを勉強したのとでは、面接で話せる内容が大きく変わるでしょうね。
  • KENスクール それは良かったです!面接では専門的な難しい事を聞かれましたか?
  • 本山さん いえいえ、いたって普通の内容でしたよ(笑)
    ただ、自己紹介、経歴紹介の後に、「学習内容紹介」のようなものを話しました。
    その際に基板でのテストの話などを盛り込んでみました。